ごあいさつ

こんばんはこの度、4年の笠原幹央先輩から引き継ぎ、新たに主将を努めます栢口英之です。まずは新体制の人事を報告させていただきます。新主将: 栢口 英之新副将: 三橋 颯女子主将: 池田 美穂会計(継続)、千葉大学体育会会長(継続): 李 浩澄  次期会計: 大島 有希那主務(継続):佐藤絢一 新しい役職として女子主将が誕生しました。目的は女子漕艇部の地盤固めです。これまで千葉大学漕艇部では、幾度となく女子部員がゼロとなることがありました。そもそも競技人口を見ても女子比率は少なく、また、ボート部という艇庫に合宿して練習するというスタイルはハードルの高いものなのでしょう。先輩方は幾度ともなく、その獲得に血を滲むような努力をされてきたと思います。新入生の女子にとって、同性の先輩がいない部活というのは入部するだけでも不安が大きいことでしょう。たとえ、入部したとしてもチーム内に競う相手が少ないと、個人の能力は引き上げられることはなく、チームとしては弱体化をたどるのではないでしょうか。今回女子の主将を置くことは女子部の体制を強固なものとし、実力のあるチームとなるための第一歩となることでしょう。女子主将の主な仕事内容は、主将補佐、女子部員の総括、大会でのクルー決め、総会等での一言、女子部員の効率的な確保(新歓)です。 新役職について長く書いてしまいましたが、ここからは千葉大ボート部を、どういうチームにしていきたいか、そのためにはどのようなことをしていくのかを、書いていきたいと思います。 まず、私の信念にあるのは勝ちにこだわるということです。 まず初めに、なぜ勝つ必要があるかを考えてみましょう。本来ならボートを漕いで楽しければそれでいいはずですし、わざわざキツいトレーニングなんてする必要はあるのでしょうか?お遊びのサークルとは違い体育会を名乗っているという建前があるからでしょうか? そうではないと思います。勝つことが本当に楽しいことだからだと私は思います。私は2年半というボート人生の中で、多くの大会に出させていただきました。もちろん実力がないため負けてばかりでしたが、ごくたまにヒート内で1位をとることや小さい大会で勝ったりすることはありました。これらは鼻で笑われるような勝利でしょう。しかし、どんな大会であっても、勝つということは心から嬉しく、また、応援してくれた人も喜んでくれるため、さらに嬉しくなるものです。先日のインカレのエイトの決勝では、絶対王者の日大を、中大が破りました。ゴールでレースを見ていましたが、ゴール直後選手は艇の上に立つほど喜び、観戦席の盛り上がりも最高潮でした。 勝つということは自信を与えてくれます。小さな勝ちを得ることで、自信をつけると、人はさらに大きな勝ちを得たくなるものです。(慢心しなければですが...) そのためにさらに練習に励むのです。自分はできるという自信があるからこそ、練習のモチベーションは高くなり、練習の質が上がることで新たな勝利に繋がるのでしょう。そして、本当に自分が欲する勝利を手に入れることができることでしょう。 さらに、勝つということは、チームメイトを喜ばせ良い刺激を与えることにもなります。チームの勢いが生まれるのです。この勢いに乗って、他の誰かが勝利を手にしさらに勢いを産む。結果としてチーム全体のレベルが上がるのでしょう。 本題に戻りますが、千葉大ボート部をどういうチームにしたいかと聞かれたら、私は勝ちにこだわって練習する強いチームと答えます。 私が主将としてできることは、最短で勝ちを得るために、どうやって効率的な練習を進めていくかを考えることだと思います。次のインカレまでは1年間あります。この1年という時間は長いようでとても短いです。インカレ直前の1ヶ月練習したとしても小手先の技術は上がるかもしれませんが、飛躍的な変化を遂げることは難しいでしょう。もうその時点では出せる実力の最大値には限界があるのです。つまり、インカレ1ヶ月前までに実力がついてる状態にしなくてはなりません。そこで、目指すべきレベルを持つ人たちの実力に、少しでも近づくために、千葉大と個人の持っている時間的、経済的資産、練習環境でどう近づくのかを考えなくてはいけません。場合によっては練習内容や環境等を改革する処置が必要になるでしょう。その改革を主導するのが主将という役目だと私は思います。 みきおさんが就活で留守にしている間、練習メニューを任されていました。その際、図書館でスポーツ関連の本を読み漁ったり、海外のボートチームのサイトやインスタグラムを見て情報を収集したり、論文を探してみたり、ボート以外の競技に目を向けてみたりと色々なことをしました。得た知識や情報を基にメニューを組んで、自分なりに確かな手応えを得たつもりです。こういった作業を今度1年間続けていこうと思っています。すでに今この時点から次のインカレでのレースは始まっているのです。拙い文章ですが、これにて新主将の意気込みとさせていただきます。普段、バカだと思われてる栢口先輩も少しは考えてるんやで笑 

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