Power of Sports
インカレまで50日をきりました。1モーションの中でどれだけ成長できるのか。1ストロークの精度にどこまで執着していけるのか。…現状に満足せず、最後の最後まであがいていきたいと思います。* * * * *お久しぶりです。3年の岩崎です。のっけから熱く語ってしまいましたが、ここらでひとつ、ボート以外の話でも。先月26日(金)に聞いた、千葉大学体育会主催の講演会の内容をちょこっと紹介します。体育会所属団体の参加が義務付けられていたので、同期のマネージャーの深津さんと2人で、部を代表して行ってきました。かなり前の話になりますが、せっかくなので。演題は『Power of Sports ~ステキな人生のつくり方~』。講師は、ブラインドサッカー日本代表の佐々木康裕さんと、佐々木さんの所属するチームの代表監督を務める鈴木雅也さんでした。ブラインドサッカーとは、目隠しをして行うサッカー競技で、特殊な鈴が入ったボールを使用し、音や声だけを頼りにプレーします。※詳しくはJBFA(日本視覚障害者サッカー協会)事務局HPまで。【http://www.b-soccer.jp】アイマスクによって視力を完全に奪われた状態で、コート内を全力で走りまわる選手たちの映像に、私はとても衝撃を受けました。しかしそれ以上に、自らも視覚障害を持ち、ブラインドサッカーの日本代表に選出された佐々木さんの、アスリートとしての言葉や信念に、深い感銘を受けました。拙い言葉で恐縮ですが、以下に要約させていただきます。●恐怖心の壁にぶつかったとき、単に「勇気を持て」で片づけない。 →感情論だけで済ませるのではなく、“なぜそうなるのか?”という原因をきちんと究明する。 異なる場面ごとにアプローチしていき、壁を1つ1つ潰していく。●試合が始まる前に、あらゆる状況を想定して準備しておく。 →PKでは、ボールを地面に置いた瞬間に迷ったら負け。 準備しておくことで迷いがなくなり、緊張しなくなる。●最終的には“楽しむ”。 →良い準備・コンディション・調整をして、ゲームに集中できる環境を作る。 “なぜサッカーをしているのか?”の問いに対し、究極的には“楽しいから”に行きつく。これらの言葉は、競技の枠を越えてもちろんボートにも、あるいは社会に出て充実した日々を送るためにも、通用するのではないかと思います。まず論理的に現状を正しく認識することができれば、やるべきことは自ずと見えてくるでしょうし、事前準備を徹底しておけば、万一のアクシデントの影響も最小限に抑えられるはずです。そしてゲーム(レース)だけに集中できる環境・自分の力を100%出し切れるコンディションを整えてこそ、「勝負」を、また競技(ボート)そのものを“楽しむ”ことができる…とまぁ、長々書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか。最後にもう一人の講師の鈴木さんが、「何事も続けることが一番難しく、一番大切。」とおっしゃっていました。ボートは精神的にも肉体的にも、これ以上ないってくらいきっっついスポーツですが、そういったものも含めてたくさんの魅力があります。後輩や新人のみんなには是非、主体的にボートに取り組んでもらって、ボートの魅力をひとつでも多く知ってほしいと思います。* * * * *「…長っ!!」と思った方、ここまでお付き合いくださりありがとうございます。最後に部の近況報告をして終わりにします。上級生クルーは今週末、東日本選手権に出漕します。2年の4+もお花見以来のレース。さらにお花見では故障で欠場したクルーもあったので、全漕手が揃うのは今シーズン初めてとなります。1000mではありますが、インカレにつながる良いレースができるよう、部員一同がんばります。新人たちも日々のトレーニングで着実に力をつけているようですので、負けていられません!応援よろしくお願いします。次は、このブログを陰で仕切っている安藤君です♪(*´▽`)尸"
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