クリスマス会の舞台裏

前日艇庫に泊まったはじめちゃんは7時58分に目を覚ました。8時集合なのでもうみんな集合している。安藤先輩はいつもみたいにPSPをやっている。はじめちゃん「あぶなかったー!もう始まりますよね?」安藤「ん。」せ、先輩の目、養豚場の豚でも見るかのように冷たい目だ。冷徹な目だ。かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先に並ぶ運命なんだな、って感じの。はじめちゃん「そういえばクリスマス会の料理作るのって僕が指名するんですか?」安藤「お前が作れ。」はじめちゃん「何言ってるんですか!?ちょっと須藤先輩。ん?あれ?須藤先輩、先輩!」安藤「斎藤、須藤を探すことは許さん。」はじめちゃん「なにぃ!?」安藤「斎藤、これで1年は3人、俺たちも3人。3対3。すでに艇庫に来たからにはこのまま遠漕に挑むまで!」はじめちゃん「こ、この男、須藤先輩のために涙一つ流さねぇのか?!」と怒って以前のはじめちゃんなら先輩だろうが容赦なく襲いかかっただろうが・・・はじめちゃん「安藤先輩、練習着後ろ前だぜ。」安藤「あ!」今は気丈にふるまわなければというわけか、わざと冷酷さを装っている、今一番に泣き叫びたいのははじめちゃんではなくて安藤先輩の方だ。松戸での個人練習の時も悪魔のようにこき使っていたし、ここは艇庫、抑えるとも。須藤先輩、あなたが評する、自分勝手なはじめちゃんが今、相手の気持ちを読んで、こともあろうか思いやりました。少しは成長したかな。ここ艇庫、すでにほかのみんなが練習開始を待っている。しかし二人は感情を抑えきれなかった。はじめちゃんは叫んだ須藤先輩の名を。安藤は流した悲しみの涙を。けれども、須藤先輩の名を叫んでも帰ってくるのは残酷な静寂だけ。須藤先輩は今回お休みなのだ。はじめちゃんと安藤は静寂によって、この事実を実感した。はじめちゃん「あーーーーー!スドーーーーーーーーーー!」ということで今回は須藤がノロウィルスお休みです。ばたんきゅ~(:D)┼─┤ 二年 安藤

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