植物園で迎える二十歳の誕生日

明けましておめでとうございます。1年の亀井です。今年もよろしくお願いします。さて、先日久しぶりにダブルに乗って、新年初漕ぎをしました!天候は晴れ。風もほとんどなく、とてもすがすがしく漕ぐことができました。何か幸先いい感じです。現役の人はご承知の通り、去年のクリスマスから現在にかけて、様々なドラマがありました。前回ブログを書いてから色々なことがあったんです。まずはバイト。上司の人に「彼女はいないです」と答えてしまったせいなのか、12/24はバッチリシフトに入れられてしまい、クリスマスって何だっけ?と思いながら朝早くから出勤しました。勤め先に到着したところ、植物園が『安全第一』の柵に囲まれて、一般人の立ち入りが禁止されていました。実は温室植物園の耐震強度が足りていないと新聞等に叩かれてしまい、危険建築物扱いになり、閉鎖に追い込まれてしまったんです。「申し訳ないけど、ほかのバイトを探してください。」上司の人はそう言ってデスクの上に徳用紀州梅を残して、気づいたらもう去っていました。徳用紀州梅には「形がつぶれていたり、皮が破れていたりしますが、味は一級品と変わりません。」と書いてありました。これが餞別なのか、それともクリスマスプレゼントなのか僕にはよく分かりませんでした。そしてその夜はイチャイチャしているカップルをいくつも見ながら家に帰ったわけです。ところが!今年に入ってから、先に言ったことは撤回になり、バイトを続けられることになりました!とりあえず良かったです。何をするにもお金はかかりますから。当面の間、「何かあったら、誰も助けに来ませんので、自力で脱出してください」との指示のもと、ヘルメットをかぶって作業します。ヘルメットをかぶって仕事なんて何かかっこいいな、と思うのは不謹慎かもしれませんが、以前より仕事が楽しくなった気がしています。で、シフトを決めた人が知ってか知らずか、ちょうど二十歳の誕生日(2/2)にシフトが入っていました。植物園で過ごす二十歳の誕生日。最初はなんでよりによって?と思いましたが、正式に成人となる日に一日ひとりで植物園で過ごして、自分と向き合う時間を持つのも悪くないかも、と思います。そして先日。そうです。参加してきましたよ、成人式!びっくりしたのは、男の子たちがものすごく変わっていたことです。皆背が高くなって、小学生のときはぽっちゃり系のかわいかった子が、誠実でしっかりしたイケメンスリムになって司会をしていて、最初は誰だかまったく分かりませんでした。女の子はあんまり変わらず美人でした(笑)。 僕は中学から私立だったので、一人孤独な成人式になってしまうのではないかと心配していたのですが、僕を含めて同じ中学校の人3人全員出席し、一緒に座って参列しました。しかし、やはり地元公立中学の同窓会的要素が強かったのは否めません。スライドショーはすべて地元公立中学校の写真、スペシャルゲストも地元公立中学校の先生だった人で、仕舞いには記念撮影も中学校の3年時のクラスごとという始末でした。同じ中学校だったあとの二人は写真撮影の前に早々と帰ってしまいました。僕はというと、税金がもったいないと思ったので、全然関係ないクラスに混じって、しっかり撮ってもらいましたけど。 でも楽しかった小学校の時の友人たちに、再び会うことができたのは、とても嬉しかったです。スライドショーも、先生の話も小学校のときの友人のその後の様子を垣間見れた気がして、それほどアウェーな感じはせず、何だか感慨深かったです。同時に苦労が多かった中学・高校生活を送っただけに、地元のみんなと同じ選択をしていれば、楽しそうなスライドショーに自分もいたのだろうかと思い、なんとも言えない気持ちになりました。とはいえ、今歩んでいる道は自分で選んできた道ですから、なぜこの道を選んだのか、その目的を果たすために、むしろしっかり歩んでいかなくては…。合併、教育、利根川の洪水などの偉い人々のお話を聞いたりして、自分の原点とこれからを改めて見つめ直し、そう決心した成人式となりました。ちなみに中学・高校の成人式の集いは、雪のため延期になりました。この代は何かと色々な目に会いますね…。文を書くと頭の中が整理されるような気がして、ついつい書き過ぎて要らないことまで書いてしまったような気もしますが…。おあとがよろしいようなので、この辺で締めくくるとしましょう。

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