神の数式

お久しぶりです、1年の長澤です。振り返ればここ2か月秋合宿、全日本新人、東日本新人そして大学祭などイベント盛りだくさんでした。さぁ、この中から何について書こうかなと過去のブログを眺めたところ...もうほとんど書かれてしまっている‼ なので今回は僕の専門分野である物理についてちょっと書いてみようかなと思います。僕は理学部の物理学科に所属しています。「物理」っていったい何をやる学問なのか、数式いじってばかりで何が面白いのかと他の学部学科の人は疑問を持つと思います。もちろん一口に「物理」と言っても素粒子論、宇宙論、物性物理学etc...と様々な分野に分かれており、それぞれ研究していることも異なります。しかし、その中でも多くの物理学者が長年夢見て研究し続けていることがあります。それはこの世の中のありとあらゆる全ての現象をたった1つの数式、いわば「神の数式」で表現し統一的に説明することです。そんなことが果たして可能なのか。僕には到底分かりません。でも本当にあるとしたらわくわくしてきませんか?先日ニュートリノに質量があることを突き止め、日本人の梶田さんがノーベル物理学賞を受賞したことは記憶に新しいと思います。この世界にある物質をどんどん細かくしていくと分子、原子となっていき最終的には「素粒子」という現在考えられている物質を構成する最小単位まで行きつきます。ニュートリノはその素粒子の種類の1つであり、それまでは質量が0であると考えられていましたが、今回の発見によってそれが覆ったのです!!人類は試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつですが着実に「神の数式」に近づいているのです。少し前ですがNHKで「神の数式」という番組が特集されていました。興味をもってくださった方はDVDにもなってるようなのでぜひ見てみてください!!僕は学部1年生なので、まだ簡単な数式処理や力学などの基礎を中心に学んでいますが、これらの基礎をしっかり固めるからこそ将来の研究に結びついていくので、手を抜かずにやっていきたいです。ボートも同じ。冬トレは長距離のUTが多く基礎の徹底が中心となりますが、ここをしっかり固めることでシーズンに入った時に大きく躍進することができます。最後になりますが、今週の日曜日11月22日には新藤杯が開催されます。多くの方々のご参加を部員一同、心よりお待ちしております。長くなってしまいましたが、この辺で失礼させてさせていただきます。1年の長澤でした。

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