こんにちは、新二年の岩井叶夢です。
こんにちは
2年の工学部岩井です。
最近研究で必要になるため解剖学を学んでいるのですが、人間の体の作りの良さによく感動します。
今回はその感動を分かち合えたらと思います。
人間の骨盤について話したいと思います。みなさん人間の骨盤と他の動物の骨盤について形を見比べたことはありますでしょうか。犬、猫を見ますと小さくゴリラ、チンパンジーなどの霊長類は大きめです。その理由は骨盤が動物ごとに役割が違うからです。猫、犬は常に四つん這いで霊長類は起立という姿勢ができますよね。そのとき臓器を支える部分がお腹から骨盤に移るわけです。そこで器が必要になります。(骨盤という意味は骨の平たい器という意味があります)それで骨盤は皿のような形になり、排泄も必要なので穴があき漏斗の形になります。そのままだと臓器が落ちてしまうので骨盤隔膜で塞ぎます。また脚の関節機能も果たさないといけないので球の窪みができるわけです。結果人間の骨盤はあの複雑な形をしています。
よく考えると当たり前かもしれませんが、人間の体とは都合のいいように作られていてとても面白いです。私の所属するデザイン科いわばものづくりですが、自然から学ぶことでしか創造できません。人間は何もないところから生み出すことはできません。真似ぶ(学ぶ)ことでしか作れない人間の小ささがとても面白いのです。
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